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建御名方神(たけみなかたのかみ)
出自:日本神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:父に大国主神(おおくにぬしのかみ)、母に高志沼河姫(こしのぬまかわひめ)、妻に八坂刀売命(やさかとめのみこと)

中つ国平定の為に遣わされた建御雷之男神(たけみかづちおのかみ)事代主命(ことしろぬしのみこと)天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御子に
献上する事を約束させた。しかし建御名方神がこれに反対し、二人は力比べをした。
最初に建御名方神が建御雷之男神の手を力一杯握った。
建御雷之男神は負けじと手を氷柱の様に堅くしたり、
刀剣の様に鋭くしたりを繰り返したので、建御名方神は恐れおののいて引き下がった。
続いて、建御雷之男神が建御名方神の手を握ると、
建御名方神の手は葦の新芽の様に柔らかくなり、
建御雷之男神は苦も無く握りつぶして投げ飛ばした。
びっくりした建御名方神は逃げ出すが、
すぐに捕まってしまい、建御名方神は中つ国を献上する事を約束した。

農耕に関わる風神、水神。狩猟の神、軍神でもある。
また海に関わる神でもあり、船の名前や海底の地名に諏訪の名が用いられる例もある。