●ワイト●
出自:ヨーロッパ、「指輪物語
別名:日本語:塚人
同一:インプ
前神:─
字義:ゲルマン語「存在する者」「生き物」
容姿:「指輪物語」によると、装飾品を身にまとったミイラ

古くは存在する者、生き物と言う様な意味の言葉であった。
次第に邪悪な精霊や人間の幽霊を意味する様になっていった。
14世紀から16世紀にかけての英語では、インプの意を含んで用いられた。

J.R.R.トールキン「指輪物語」の中に登場した動く死体。
宝物と一緒に安置されている王や王妃の死体に邪悪なが乗りうつった者。
冷たくミイラ化した身体を装飾品で飾り、歩くと指輪や金の鎖が音を立てる。
塚の中に棲んでいるが、誰かが古墳にやってくると中に引き込んで殺そうとする。
人の目や心臓や心に闇を送り込み、意志を萎えさせる力がある。
しかしたじろがぬ心を持った強者には手出しが出来ないとされる。
ワイトの弱点は日の光で、いつも霧の中を歩くという。日光に当たると崩壊してしまう。
完全に息の根を止めるには、塚を暴き中に光が差し込む様に破壊しなければならない。

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