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天宇受売命(あめのうずめのみこと)
出自:日本神話
別名:天鈿女命、天鈿売命とも表記、猿女君(さるめのきみ)
同一:─
前神:─
字義:「髪飾りをして神祭りをする女神」
容姿:髪飾り(簪)をした美しい女神
家族:夫に猿田彦命(さるたひこのみこと)、末裔を猿女氏(さるめのうじ)

日本書紀」では「天鈿女命」、「先代旧事本紀」では「天鈿売命」と表記される。
「受売」とは簪の意味がある事から、「髪飾りをして神祭りをする女神」の意とされる。

祭司と舞踏の女神。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の岩戸隠れの時に、薄衣を纏って現れる。
伏せた桶の上でそれを踏み鳴らしつつ神がかって舞い、
乳房や陰部までもを晒すストリップを催行した。

天照大御神の孫、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の降臨に付き従った。
そこで天宇受売命は道案内に参上した猿田彦命と出会い、彼の妻となった。
それから天宇受売命は猿女君と、その末裔は猿女氏と呼ばれる様になり芸能を司った。