●オメテオトル● 出自:アステカ神話 別名:トナカテクトリ、トナカシワトル、トロケ・ナワケ(二重の至高神) 同一:─ 前神:─ 字義:「二元性の神」 容姿:─ 家族:子にケツアルカトル、テスカトリポカ 最高神。最初に現れた神。 自分自身を、彼の子であるケツアルカトル、テスカトリポカに創造させた。 創造に必要な対立する二重性である男性原理と女性原理、光と闇、秩序と混沌、 動と静、是と非等を持ち両性具有とされる。 両性具有であるため「トナカテクトリ」「トナカシワトル」という異なる二つの名で呼ばれる。 十三層からなる天上界の最上階とされるオヨメカン、「二元性の場所」に棲む。 ケツアルカトル、テスカトリポカを生み出すと創造をやめ、息子達に創造を譲った。 オメテオトルは二元性の場所から静かに下界の移り変わりを見ている。 |