●蒼頡(そうけつ)
出自:道教
別名:制字先師(せいじせんし)
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:天子の様な立派な顔付きで、目が四つある

木や石に刻する様な古代の文字を初めて発明した神。
文字、学問の神。
文字を作ったので制字先師と呼ばれる。
黄帝の記録官だったが、鳥獣の足跡の細かい節目が異なるのを見て文字を発明した。
その鋭い四つの目で、見る物全ての特長を掴み、次々と文字にしていったと言う。
文字の発明は人類にとって巨大な進歩だったので、蒼頡が文字を発明すると天は喜んで粟を降らせた。
文字によって迷信が打破される事を恐れたは夜泣きし、は水中に逃げたと言う。

中国では昔から文字は尊重され、文字の書かれた紙は粗末に扱わないと言う敬惜字紙(けいせきじし)と呼ばれる習慣がある。
これに違反すると、文昌帝君(ぶんしょうていくん)や蒼頡の神罰を受けると信じられた。

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