●アーサー●
出自:アーサー王伝説
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:父にウーゼル、母にイグレーヌ、妻にグウィネヴィアモルゴースとの間の子にモードレット

ブリテンの伝説の王。実在したとも言われるが真偽は不明。
修道士ネンニウス「ブリテン人の歴史」によると、紀元500年頃ブリテン島への度重なる
サクソン人の侵入を終わらせたベイドン・ヒルの戦いの指揮をとった人物がアーサーという名であったと記されている。
「ウェールズ年代記」によるとその戦いの後約20年の間平和な時代が続いた。
カムランの戦いでメドライトと相打ちになってアーサーの王国は滅びたと記されている。

アーサーは魔法使いマーリンの意向によりウーゼル臣下エクトルに養育される。
ウーゼルの死後、後継者争いが勃発する。
マーリンは一本の剣を岩に刺し、これを引き抜いた者が王になるだろうと予言した。
もしくは「これを引き抜いた者は王となるだろう」と台座に書かれていたともされる。
剣を引き抜いたのがアーサーで、18歳(もしくは15歳)で王位についた。
湖の姫から授かったエクスカリバーを携え、円卓の騎士達と共にブリテンを統一した。
後に騎士の一人であるランスロットと王妃グウィネヴィアの恋により円卓は崩壊。
モードレットの謀反の為に、瀕死の重傷を負う。
西方の楽園アヴァロンに連れ去られて傷を癒していると伝説は締めくくられている。

様々な挿話が付け加えられながら発展している為、伝承によって細部に矛盾が生じる。

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