●ヴリトラ● 出自:インド神話、ヒンドゥー教 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:「障害」 容姿:龍、人形の場合は黄色い眼と漆黒の体を持つ 闇や災害、嵐等の象徴。人々の間では知性の光を奪うとされる龍神。 インドラに迫害されて一族を殺されたカシュヤパ・プラジャーパティが 神々に復讐する為に天に祈ると炎からヴリトラが生まれた。 ヴリトラ自身は不死身であったが口の中に弱点がある。 「リグ・ヴェーダ」によると常にインドラの敵として登場する。 天から流れ出る川の水をせき止め、干ばつを起こし、地上の人間を苦しめた。 インドラのヴァジュラで弱点を攻撃され死に、再び川の水は流れ始めた。 ヴリトラは毎年生まれ変わり、その度にインドラと戦う。 ヴリトラは一度インドラを飲み込んだ事がある。 集まっていた神々により助けられたインドラの手によって倒された。 |