●アイラーヴァタ● 出自:インド神話、ヒンドゥー教 別名:─ 同一:ギリメカラ 前神:─ 字義:「大海から生まれた者」 容姿:四本の牙と翼を持つ白い巨象 インドラが常に騎乗する象。 雲を生み、雨を降らせる事が出来る。 その風貌ゆえ象の王とも言われる。 神々が乳海を攪拌した時他の宝と共に誕生し、生まれた時は翼が生えていた。 かつての全ての象は翼を持ち、大空を自由に飛び回っていた。 しかし聖仙の怒りに触れた後、呪いによって翼をとられてしまった。 インドラを背に乗せ、クリシュナと戦った。 一説には首のなくなったガネーシャの新たな頭として、この象の頭を使ったとされる。 その事件以来、ガネーシャは象頭の神となった。 スリランカでは黒い巨象ギリメカラとして邪悪な存在とされた。 |