●ヘレネー●
出自:ギリシア神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:美しい女性
家族:父にゼウス、母にレダ、夫にメネラオス

アフロディテでさえも「人間界で最も美しい女性」と認めた女性。
世界中から求婚者が募った。
スパルタ王テュンダレオスはヘレネーの将来を案じ、
「ヘレネーを奪おうとする者があった場合、ここにいる勇者は協力して立ち向かう事」
という誓いをスパルタ国の皆にさせた。
結婚もし幸せに過ごしていたある時、トロイアの王パリスが現れた。
パリスはヘレネーを誘拐し妻にすると、トロイア国へ去ってしまう。
彼はテティスの結婚式に端を発するアテナヘラアフロディテの争いに決着をつけた人物。
「世界一の美女と結婚させる」という約束の元、アフロディテが一番美しい女神であると判定した。
その頃人間界で最も美しかったのはこのヘレネー。
そこで、アフロディテがヘレネー誘拐の手助けをしたのだった。
しかしヘレネーには誓いがあった為に、スパルタとトロイアの間で戦争が起こった。
これが10年間も続いたトロイア戦争である。

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