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●サティ●
出自:インド神話、ヒンドゥー教
別名:サティー
同一:パールヴァティ
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:祖父にブラフマー、父にダクシャ、母にアディティ、夫にシヴァ

シヴァの最初の妻。
サティはシヴァを慕っていたが、ダクシャはシヴァを嫌っていた。
その為、ダクシャはサティの婿選びの会合にシヴァを呼ばなかった。
シヴァがいない事を悲しんだサティが夫となる者の首にかける花輪を空中に投げた。
すると、シヴァが現れ花輪を自分の首にかけ、二人は結ばれた。
ある時ダクシャがシヴァ抜きで犠牲祭を催した。
サティは名誉を守る為に火の中に身を投じて死んだ。
シヴァは怒りの余り祭りとダクシャの家を滅茶苦茶にし、死骸を抱いて世界を放浪した。
後にサティはパールヴァティとして転生し、再びシヴァの妻となった。

未亡人が夫の火葬の際に生きながら焼身自殺するという習慣(悪習)サティが存在した。
これはサティの神話が元になっているのだが、現在では禁止されている。