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●ヤクシャ●
出自:インド神話、ヒンドゥー教
別名:薬叉
同一:夜叉(やしゃ)ヤカー
前神:水に関連したヒマラヤの精霊
字義:─
容姿:短い手足に太鼓腹の姿
   人食いとしての姿は目は血走っていて瞬きはせず、影がない

女性形はヤクシニー
富の神クヴェーラに仕える精霊の一種。仏典では薬叉と書く。
ヒマラヤや異界、空中、森や水中に棲み、秘宝の番をしている。
情け深い守護神であり、豊穣をもたらす者として崇拝される。

仏教では淋しい場所に出没し、物思いに耽る人間の邪魔をし、敵意を示す事もある。
人食いとされ、目は血走っていて瞬きはせず影がなく、恐れを知らず慈悲もない。