●アークエンジェル●
出自：ユダヤ教、キリスト教
別名：火の精霊、日本語：大天使、複数形：アークエンジェルズ
同一：─
前神：─
字義：─
容姿：─
●
エンジェルより上の位の天使全てをアークエンジェルと呼ぶ事もある。
神と人間の間を仲介する者として、神のお告げを人間に伝える事を任務としている天使。
元々はミカエルを筆頭とする神の御前に立つ事を許された天使達の象徴。
偽ディオニュシオスによる天使の階級の下級第二位。
ユダヤ教、キリスト教ともに大天使の数は七人とされる。
この七人は諸説あるが確定されている四人のミカエル、ウリエル、ラファエル、ガブリエルを四大天使という。
この七人の中で最高の地位と実力を持つ総司令官はミカエルである。
アグリッパによると、アナエルが君主であると言う。
他の三人の候補として旧約聖書偽典「エノク書」ギリシャ語写本によればラグエル、サリエル、ラミエルとされる。
他にもメタトロン、ラジエル、カマエル、ツァドキエル、ザフィエル、ヨフィエル、イェドゥヒエル、アナエル等諸説ある。

天使の階級で最上位であった大天使は中世期にキリスト教の階級論が新しくなった際、
偽ディオニュシオスによる天使の階級で、下級３隊の一つ下から２番目の階級とされた。
そもそも天使は上位になるほど物質的な存在から実体を伴わない霊的な存在に近づいていくと考えられ、
「神の言葉を人間に伝える為に姿を現す」と言われている大天使が、この階級にされたと思われる。
八番目の軍団とされながらトップランクの権力と能力と誇示する。
神の輝ける玉座の前に立ち、その命令を直接受ける立場にある。
その為「神慮を運ぶ者」とも呼ばれる。
天使軍を指揮し、最前線で人間を地獄へ誘う悪魔と戦う役目を持つ。
また世界が終末に向かう時、七つのラッパを吹き鳴らす役目を持つ。

近代の秘教によると「火の精霊」と呼ばれ、地球上の個々の国民を支配する。

五十音順トップへ
出自別トップへ
種族別トップへ
トップへ